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一般X線撮影
一般撮影は、俗にレントゲン撮影と呼ばれ、X線という放射線を身体に照射して写真を撮影する検査です。
胸部、腹部、そして手や足などの骨格まで、全身の様々な部位に対しての撮影法があります。CTやMRIなど詳しく観察できる装置のある現代でも、被ばくが少なく検査時間が短い一般撮影が、画像診断検査の第一選択であることが多いです。
当院には、胸部、腹部、骨格を撮影する一般撮影装置と、歯科用撮影装置があります。
そして、Digital Radiography(以下DR)装置にてフィルム写真ではなく専用の画像診断モニターで確認できるデジタル画像システムを構築しています。
このDR装置を用いることで、画像の濃淡を調整して、安定した画像を提供することができるようになりました。
当院のDR装置は2019年9月より運用開始しています。以前の装置よりも被ばくを少なくすることができ、より患者様にやさしい検査ができるようになりました。
一般撮影の写真はX線の透過像です。X線を身体に照射して、透過した量が多いほど黒く、少ないほど白く写ります。
例えば、肺の中など空気がある部分はX線が透過しやすいため黒く写り、反対に骨など透過しにくい部分は白く写ります。
- 胸部の撮影では、肺の状態、心臓・血管の大きさ、胸水の有無などがわかります。通常は立った状態で撮影しますが、車椅子に座った状態でも撮影できます。
- 腹部の撮影では、腸管の状態、腎結石・尿管結石の有無、腹水の有無、腰椎・骨盤の変形などがわかります。検査の目的によって、立った状態や寝た状態で撮影します。
- 骨格の撮影では、骨折、脱臼、変形などがわかります。骨格の形状を詳しく知るため、様々な向きで撮影します。
検査を受けられる方へ
- 一般撮影検査で撮影するとき、身体や衣類にアクセサリーを身につけたままでは、身体の中に異物が入り込んでいるような写真になる可能性が高いです。そのため、ネックレスやヘアピンなどの金属、ボタンなどのプラスチック、湿布やカイロなどは取り外していただくことがあります。診療放射線技師の指示に従って下さい。
- 妊娠している、またはその可能性がある方の場合、ご心配等あれば医師または診療放射線技師に申し出て下さい。
- 撮影時に、『息を吸ってとめて下さい』などの指示をさせていただきます。これは胸部撮影で肺を広く見せるためや、身体の動きを抑えるために必要なためです。ご協力お願いします。
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