骨密度検査は骨密度（骨塩量）を測定する検査です。健診などで行われる超音波を利用した検査法とは異なり、より精度の高いDEXA法を用いて検査を行います。DEXA法とは2種類のエネルギーのX線を検査部位に照射し、その透過率から骨密度を測定する方法です。 特に骨折するリスクの高い腰椎や大腿骨頸部が測定部位となります。 これにより骨粗鬆症や関節リウマチ、ホルモン分泌異常の診断が可能で、またそれらの経過観察及び治療効果の判定等にも利用されています。測定結果は医師への報告書を電子カルテに表示するほか、患者様向けに結果表を作成できるようになりました。

患者様へのメッセージ

　検査前の食事制限等はありません。測定部位に金属やプラスチック類がある場合、測定の妨げとなるため検査着に着替えて頂くことがあります。撮影体位は仰向けに寝た状態での検査となります。検査の時間はおよそ15分～20分程度です。検査中に体動がありますと検査結果の精度に影響がでますので、測定中はなるべく静かな呼吸をしていただき動かないようお願い致します。
　長い休止期間の末、令和2年6月より運用を開始しましたが、撮影室不足のため一般撮影室を利用した簡易型の装置を使用しております。そのため検査は午後のみとなりますのでご理解いただきますようお願い致します。