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CT、マンモグラフィ装置を最新に更新しました
迅速かつ高精度な放射線画像診断を提供するために
SOMATOM Force 画像提供 Siemens Healthineers
MAMMOMAT B.brillant 画像提供 Siemens Healthineers
2024年10月に、2台あるCT装置の1台を、2管球搭載した最新装置に更新しました。また、マンモグラフィ装置も3D撮影が可能な最新装置に更新しました。
【新CT装置の特徴】
・高画質化
最新の画像処理技術により従来装置に比べ大幅に画質が向上し、診断能の向上が期待できます。
・撮影の高速化
撮影時間のさらなる高速化(2024年時点で世界最速)により、息止め時間が短くなり患者様の負担を軽減します。また、本人の意思に沿わず疼痛等にて体動を生じる場合や呼吸停止が不可能な場合でも、2管球を使用した特殊な撮影によりブレの少ない画像を取得できます。
・低被ばく
最新の被ばく低減技術により、従来装置よりも放射線量を低減して撮影することが可能となり、小児の患者様でも安心して検査を受けていただけます。
・造影剤量の低減
腎機能障害(腎臓の働きが低下している状態)の患者様には造影剤量を低減することがガイドラインにより推奨されています。通常、造影剤量を低減すると画質が低下します。それを補う撮影を行うと、従来装置では息止め時間が長くなることがありました。新装置では、普段とほぼ同等の息止め時間で撮影が可能となり、患者様の負担を軽減します。
・高度な画像処理
AI技術を活用した最新の画像処理技術により、医師の診断をサポートし、診断能の向上が期待できます。なかでも、2管球を使用したデュアルエネルギー撮影では病変の形態だけでなく、病変の組成分析を行うことも可能となりました。例えば、従来のCTでは判別不能であった骨挫傷(骨に強い衝撃が加わることで骨内部の組織が損傷している状態)もCTで検出することができ、早期発見、早期治療につなげることができます。
【新マンモグラフィ装置の特徴】
・3D撮影
トモシンセシスという新たな撮影方法により、断層画像を取得合成することで、乳腺の重なりを三次元的に判断できます。診断能の向上が期待でき、乳腺内病変の早期発見、早期治療につなげることができます。
・負担軽減
最新の被ばく低減技術により、従来装置よりも放射線量を低減して撮影することが可能となりました。また、トモシンセシス撮影は従来の2D撮影より長い撮影時間が必要ですが、今回導入した装置は5秒(2024年時点で世界最短)で撮影できることから、乳房圧迫の時間短縮ができ、身体的負担を大きくすることなく検査を受けていただけます。
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