血液浄化センター　|　中津川市民病院

血液浄化センター

平成14年3月末、当院透析室は本館北側の別棟に改築移転し、「血液浄化センター　水精（すいしょう）」として、運営を開始いたしました。
今までの透析室の機能を一層拡充し、人工透析療法をはじめとする各種血液浄化療法施設として、中核病院の役割を果たすことを目指していきます。

「水精」とは？

当センターの愛称「水精」とは、漢詩歳時記（渡辺英喜著、新潮社）に掲載されている唐の時代の詩人、高駢の詩より引用したものです。
人工透析療法は、水を多く使用する治療法ですので、水の精（詩では水晶の意）が治療を受ける患者様の体の隅々まで入っていき、傷んだところを見つけてすっかり治してくれますように・・・という思いが込められています。

血液浄化センター診療案内

血液浄化センターの様子当センターでは、末期腎不全患者様に対する、維持透析療法を中心に、各種血液浄化療法を行っております。
地域の中核施設として、透析療法では、外来・入院の双方に対応しており、透析導入、合併症管理等にも積極的に取り組んでいます。
また、自己免疫疾患、肝疾患等に対する血漿交換療法、薬物中毒、敗血症、潰瘍性大腸炎等に対する血液吸着療法、急性膵炎、循環不全等に対する持続的緩徐式血液濾過透析療法等、急性期疾患にもいつでも対応していけるよう、設備、体制を整えております。