MRI検査とは

　MRIは磁気共鳴画像診断の略称で脳の状態を細かく画像化するもので、脳の鮮明な画像が得られます。小さな脳梗塞などもはっきりとらえることができ、この検査による被ばくの心配はありません。
撮影時は、トンネルの中に入って大きな音のなかで検査を行います（大きな音については、ヘッドフォンや耳栓等を用い軽減することができます）。

MRI を安全に実施するために、以下の説明をお読みください。

検査を受けることができない方

・心臓ペースメーカ・植込み型除細動器などの電子機器を装着している方
※現在、条件付きMRI対応式ペースメーカ装着の方もお見えになりますが、MRI検査を受けるには、
　循環器内科医師の診察、MRI検査前後のペースメーカの設定変更などが必要になり、脳ドックでは
　検査が行えませんのでご了承ください。
・脳動脈瘤手術後に金属クリップやコイルを使用している方（当院以外で手術をしている方）
・冠動脈や血管内に磁性体のステント挿入後８週間未満の方
・神経刺激装置（深部脳刺激装置）を使用している方
・人工内耳・中耳を使用している方
・入れ墨・タトゥー・アートメイクをしている方
・閉所恐怖症の方
・妊娠中もしくは妊娠の可能性のある方
・磁石式歯科インプラント、磁石で脱着する入れ歯、可動型義眼（磁石式）を装着の方

　詳しくは健康管理センターへお問い合わせ下さい。

検査室内へ持ち込めないもの

金属製品・精密機器は、発熱によるやけどや故障の原因になるため、検査前に確認させていただきます。アイメイク（アイシャドウやマスカラなど）の化粧品、カラーコンタクトは金属粉が使われているものもあります。当日はつけずに来院してください。

なお、以下に挙げるものは、取りはずしをお願いします。
補聴器、電子機器（時計・携帯電話・スマートフォンなど）、磁気カード、入れ歯、メガネ、ウィッグ・かつら、アクセサリー（ヘアピン・ピアス・ネックレスなど）、吸湿発熱性肌着（ヒートテックなど）、カイロ、湿布、エレキバン、置き鍼（はり）、貼り薬（ニトロダーム、ニコチネルなど）、鍵、ベルト、リブレ血糖測定器、金属のついた衣類や下着など
その他 金属成分を含むもので取りはずし可能なものすべて

検査を安全に行うために必ずご確認をお願いします。

　　　　　　　総合病院　中津川市民病院　健康管理センター　TEL　0573-66-1456（直通)