平成30年度 総合病院 中津川市民病院 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 359 109 113 184 201 353 809 1378 1538 491
一般病棟に入院していた退院患者さんを年齢階級別(10歳刻み)に集計しています。
「定義」
年齢は、入院時の満年齢で集計しています。
年齢階級は、90歳以上を1つの階級としています。

「解説」
平成30年度の退院患者数は全体で5,535人でした。(昨年度との差-111人)
年齢階級別にみると、70歳以上の方が全体の61.5%を占めており、昨年度と比較すると3.7%の増加がみられ高齢者の入院の割合が高くなっています。それに対して、0歳~9歳の小児に関しては年々減少しており昨年と比較して40人減少しました。また、20代~50代の患者数に関しても昨年と比較すると28人の減少がみられました。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060340xx03x00x 胆管結石やそれに伴う胆管炎 胆管狭窄に対する内視鏡治療 81 9.7 10.1 3.8 78.8
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎の薬物治療 61 17.4 20.9 6.8 85.1
110310xx99xx0x 腎臓や尿路の感染症 26 9.4 12.6 0.0 82.3
060102xx99xxxx 大腸憩室疾患の治療 24 7.0 7.8 0.0 70.6
060350xx99x00x 急性膵炎の薬物治療 23 11.0 11.2 0.0 58.5
[解説]
胆管炎は胆嚢結石が原因となることが多い疾患です。最終的には外科的な手術が必要となることもありますが、まずは内科的に投薬や内視鏡治療にて対応することがほとんどです。誤嚥性肺炎や尿路感染症は消化器内科疾患ではなく、高齢者や寝たきりの方に多い感染症です。憩室疾患のほとんどは大腸で、炎症か出血になります。投薬か内視鏡下の止血で対応します。膵炎は胆石性、アルコール性、特発性などの原因があり、ほとんどは投薬治療となりますが、胆石性の場合は内視鏡治療も行います。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050130xx99000x 心不全の薬物治療 98 26.2 17.7 4.6 85.3
050050xx99100x 狭心症・慢性虚血性心疾患のカテーテル検査 83 2.4 3.0 2.4 71.9
050170xx03000x 下肢の閉塞性動脈疾患のカテーテル治療 64 5.2 5.5 0.0 76.5
050030xx97000x 急性心筋梗塞のカテーテル治療 32 19.4 12.5 0.0 67.7
050210xx97000x 徐脈性不整脈の手術治療 26 11.5 11.0 0.0 81.9
[解説]
当科では、循環器領域(心臓・血管)における急性・慢性疾患に対応しています。
心不全の患者さんに対しては、可能な限り心臓リハビリテーションを導入し、同時にご家族の方も含めた生活指導や食事指導を行ない自宅や施設への退院を目指しています。かかりつけ医と連携し、狭心症に対しては冠動脈CTや心臓カテーテル検査を行なっています。検査の結果、高度の狭窄が見つかれば狭窄部位にステント(金属コイル)を留置したり、特殊なカテーテルを用いて血管を拡張したり病状に合わせた治療を行っています。またこれらを同時に行うこともできます。心筋梗塞に対しては24時間体制で迅速な検査や治療に臨んでおり冠動脈の早期の再灌流を行っています。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080270xxxx1xxx 食物アレルギーの検査 53 2.0 2.1 0.0 3.6
140010x199x00x 新生児のケア 50 5.4 6.2 0.0
040090xxxxxx0x 急性気管支炎等の薬物治療 40 5.7 6.2 0.0 1.0
040100xxxxx00x 喘息の薬物治療 27 5.1 6.6 0.0 3.1
0400801199x00x 小児肺炎の薬物治療 24 6.5 5.7 0.0 4.9
[解説]
近年、重要視されている食物アレルギーに関して、食物負荷試験を定期的に行っています。生まれて間もない新生児に対するケアを行なう入院患者数が2番目に多くなっています。保育器内で哺乳状態が安定するまで入院していただいています。これは近隣に新生児を扱う医療機関が少ないことが要因の一つになっていると思われます。3番目以降は肺炎・気管支炎などの呼吸器感染症や喘息の子供さんの入院件数が多くなっています。重症の患者さんや特定の疾患を持つ患者さんは当院と連携している高次医療機関(病院など)に転院していただくことがあります。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニアの手術治療 41 5.6 5.0 5.0 70.0
090010xx01x0xx 乳房の悪性腫瘍の手術治療(乳房切除) 27 8.1 10.6 2.4 64.8
060150xx99xx0x 虫垂炎の保存的薬物治療 21 7.5 6.8 0.0 43.4
060035xx01000x 結腸悪性腫瘍の手術治療(結腸切除術) 20 13.5 15.3 0.0 74.1
060150xx03xxxx 虫垂炎の手術治療(虫垂切除術) 17 6.0 5.5 0.0 37.9
[解説]
当科は、消化器外科及び乳腺内分泌外科を中心に診療を行っています。特にがん治療を積極的に行っており消化器領域としては消化管(胃、十二指腸、大腸)や肝胆膵(肝臓、胆管、膵臓)を、また乳腺内分泌領域としては乳腺、甲状腺、副腎などを対象にしています。消化管領域では腹腔鏡下手術を、肝胆膵領域では肝切除や膵切除を積極的に行っています。がん治療は手術をはじめ抗癌剤や放射線治療を組み合わせた集学的治療が標準的な治療でありガイドラインを遵守したがん治療を提供しています。
当然地域の一般病院でありますので、良性疾患にも幅広く迅速に対応しています。良性疾患で代表的な虫垂炎に関しては保存的治療と手術療法が一般的です。手術治療では腹腔鏡下手術を積極的に行っています。また同様に多い疾患の一つとしては腸閉塞があります。これはさまざまな原因があり術後癒着性、絞扼性または腫瘍性などがあります。治療は点滴やイレウス管などの保存的治療と緊急手術があります。病状により保存的治療で軽快するものから、緊急手術が必要になるものまで様々ですが適切な治療を選択しています。
今回の主要手術別患者数の集計結果からだけでは当院の外科の治療体制を理解することが難しいと思いますが、実際には良性疾患から悪性疾患まで幅広く対応しています。特にがん治療に関しては、質の高い手術が必要不可欠ではありますが、術後後遺症やがんの再発や転移の追跡もあるため継続的な治療が非常に重要であると考えております。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術または骨折観血的手術  157 18.2 26.3 34.3 85.6
160690xx99xx0x 胸椎、腰椎の圧迫骨折の治療 67 8.1 19.6 6.6 81.2
070343xx97x0xx 脊柱管狭窄手術治療 63 12.9 16.8 0.0 75.3
160760xx97xxxx 前腕骨折の手術治療 60 3.2 5.7 0.0 66.8
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む)の手術治療 50 13.0 24.3 0.0 76.0
[解説]
当科では、股関節や大腿近位の骨折の件数が多くを占めています。これらは大腿骨頚部骨折や大腿骨転子部骨折に対して手術を行なった患者さんです。骨粗鬆(こつそしょう)症となった患者さんは骨脆弱性があるために軽微な外傷で骨折してしまいます。寝たきりにならないよう早期に手術を行ない積極的なリハビリを行っています。次に多かったのが胸椎、腰椎以下の骨折損傷(胸椎、腰椎圧迫骨折)です。これも股関節や大腿近位の骨折と同様に、骨粗鬆(こつそしょう)症による骨脆弱性があるために生じてしまう骨折です。脊椎の圧迫骨折も高齢者では寝たきりの原因となるため、早期より積極的にリハビリを行ない退院できるようこころがけています。その次が脊柱管狭窄(脊椎症を含む。)です。腰部脊柱管狭窄症による下肢痛や間欠性跛行で日常生活の制限が強い方には、比較的ご高齢の方にも積極的に手術治療を行っています。手術の翌日から日常生活動作(歩行など)の開始を勧めています。入院期間は12.9日で手術後10日前後で退院となる方が多くみられます。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160100xx97x00x 頭蓋内損傷の手術治療 60 7.5 9.7 5.5 76.4
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫の保存的治療(意識状態に影響なし) 39 21.5 18.7 56.8 71.1
160100xx99x00x 頭蓋内損傷の保存的治療 38 9.4 7.4 8.3 64.3
010040x199x00x 非外傷性頭蓋内血腫の保存的治療(意識状態に影響あり) 17 24.8 21.2 43.8 75.4
010010xx99000x 脳腫瘍の保存的治療 11 21.9 11.5 18.2 68.0
[解説]
当科で多かった疾患は慢性硬膜下血腫です。これは頭蓋骨内の脳を覆う膜の下に血液が溜まる病気です。原因は尻もちや頭部打撲などの外傷で起こります。症状は様々ですが特に起こりやすいのは歩行障害、尿失禁、認知機能低下などです。頭痛は比較的少ないです。治療は点滴等で経過を観察する方法と手術療法とあります。脳への圧迫が強くなるほど脳梗塞を合併することがあるため症状が出ている場合には早めに手術することが多いです。
産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120260xx01xxxx 分娩の異常 子宮破裂手術等 49 10.0 9.6 0.0 33.2
120260xx99xxxx 分娩の異常 手術なし 29 1.8 4.9 0.0 31.2
120260xx02xxxx 分娩の異常 骨盤位娩出術等 26 2.2 6.6 0.0 29.4
120170xx99x0xx 早産、切迫早産の治療 18 12.9 19.7 35.7 33.1
120140xxxxxxxx 流産 18 2.1 2.5 0.0 31.0
[解説]
当科では、分娩時に突発的に起こった疾患の治療を行う患者さんが最も多くみられます。これには胎児心音(お腹の中にいる赤ちゃんの心臓の音)の異常など、分娩時仮死(分娩中に起こる異常)による緊急に行う帝王切開術と、お母さんの骨盤異常がある場合により計画的に行う帝王切開術があります。入院期間は10日前後で、赤ちゃんのケアやお母さんの日常生活についての支援なども行っています。その他、切迫早産で経過観察が必要な妊婦さんの治療として、子宮の収縮を和らげる点滴などを行い、合わせて安静を確保できるようケアを行っています。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障の手術治療(片目) 185 2.2 2.8 0.0 77.2
020200xx99x2xx 黄斑変性の眼内注射 84 2.0 2.5 0.0 74.8
020210xx99x1xx 網膜血管閉塞症の眼内注射 45 2.0 2.5 0.0 76.2
020110xx97xxx1 白内障の手術治療(両目) 20 4.9 5.4 0.0 73.3
020180xx99x2xx 糖尿病性増殖性網膜症の眼内注射 16 2.0 2.7 0.0 50.2
[解説]
当科では白内障の治療が1位です。ここに表示されているのは一部分(DPC対象病棟の入院患者数)で実際にはもっと多く500件/年ほどになります。その中で片眼か両眼の違いで平均在院日数が2.2日と4.9日と異なりますが、基本的には手術の翌日に退院となっています。他の3コードはいずれも黄斑浮腫に対する治療(眼に行う注射)ですが原因が異なっています。白内障や黄斑浮腫の治療は、高齢化社会に伴い今後も治療の上位を占めるであろうと予想されます。
耳鼻いんこう科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030250xx991xxx 睡眠時無呼吸の検査 99 2.0 2.0 0.0 38.2
030400xx99xxxx 末梢性めまいの治療 44 4.7 5.1 0.0 70.7
030390xx99xxxx 末梢性顔面神経麻痺の治療 31 9.3 9.3 0.0 62.2
030425xx99xxxx 急性感音難聴の治療 27 9.8 8.1 0.0 62.5
030250xx970xxx 睡眠時無呼吸症候群の手術 13 7.0 8.3 0.0 5.1
[解説]
当科では、睡眠時無呼吸症候群の患者さんによる検査入院が多くを占めます。無呼吸の程度や状態を検査し方針を決定しています。99件中12歳以下の患者さんが34人(34%)みられました。成人の患者さんの治療は、主にCPAP(持続陽圧呼吸療法=機械で圧力を掛けた空気を鼻から気道に送り込む)を行っています。小児の患者さんは無呼吸の原因がアデノイドや口蓋扁桃の肥大であり、その治療の多くは手術となります。その他、めまいや顔面神経麻痺の患者さんが多くみられ主に点滴治療を行っています。
神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、意識障害軽度)     エダラボン(脳保護剤)の使用あり 合併症なし 62 18.7 16.2 26.4 77.0
010060x2990201 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、意識障害軽度)     エダラボン(脳保護剤)の使用なし 合併症なし 26 17.3 16.2 15.4 79.0
010230xx99x00x てんかんの薬物治療 17 7.6 7.3 0.0 67.0
010060x2990211 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、意識障害軽度) 15 20.5 18.4 15.4 81.7
010060x0990201 脳梗塞(脳卒中発症4日目以降又は無症候性、かつ、意識障害軽度) エダラボン(脳保護剤)の使用なし、合併症なし 14 12.9 16.1 10.0 79.9
[解説]
当科で扱う診断群分類別患者数の上位5位のうち4つを脳梗塞が占めています。脳梗塞は脳に血液を送る動脈の閉塞により起こる病気です。意識障害や手足の麻痺、言語障害、高次脳機能障害などの症状が様々な組み合わせと重症度で出現します。脳梗塞の治療は発症してからどれだけの時間が経過しているかで変わって来ます。(超)急性期の治療が最も大切で、後遺症を少なくするためにも発症後できるだけ早く受診されることが望まれます。症状に応じて早期からリハビリテーションの導入を行ないます。(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が担当)長期に亘るリハビリが必要な場合はリハビリ専門病院等への転院が必要になります。脳卒中地域連携パスを活用し、継ぎ目のない脳卒中診療を行なっています。その結果、転院率は他疾患と比較すると高くなっています。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991x0x 前立腺の悪性腫瘍の検査等 79 4.0 2.5 0.0 68.0
110420xx02xx0x 水腎症や尿管狭窄の治療 32 3.1 4.3 0.0 81.8
11012xxx040x0x 上部尿路結石の治療(破砕術) 31 3.3 2.3 0.0 67.6
110070xx0200xx 膀胱腫瘍の経尿道的手術治療 30 9.9 7.2 0.0 75.1
180030xxxxxxxx 細菌感染症の薬物治療 19 15.7 12.4 0.0 81.7
[解説]
当科は、主に尿路および男性生殖器に関する疾患を取り扱う診療科です。対象となる臓器は腎臓、副腎、尿管、膀胱、尿道、陰茎、精巣、陰のうなどです。その他にも最近では女性の泌尿器科疾患が増加しております。
また、老若男女における外科的疾患、内科的疾患を含む様々な疾患に対しても診断から治療(薬物療法、手術療法など)までを一貫して行っています。
疾患の内訳は、尿路上皮癌(膀胱癌、腎盂・尿路癌)・前立腺癌・腎癌などの悪性疾患や、前立腺肥大症・過活動膀胱・尿路結石症、女性の骨盤臓器脱(膀胱瘤、子宮脱、直腸瘤)、尿失禁などの良性疾患などを取り扱っています。当院の特徴として、近隣に泌尿器科の医療機関が少ないこともあり、尿路性器外傷、急性陰のう症や膀胱タンポナーデといった泌尿器科救急疾患や地域連携経由の尿路感染症・尿路結石症の紹介が多くみられます。
尿路結石症の外科的治療では体外衝撃波結石破砕術(ESWL)があり、外来での手術が可能です。また、腎癌、副腎腫瘍や腎盂尿管癌には侵襲の少ない腹腔鏡手術を行うなど、患者さんの負担を減らす診療を行うよう心がけています。また、転移性腎癌に対する分子標的薬による治療や去勢抵抗性前立腺癌に対する新規ホルモン剤による治療など、新しい治療法についても積極的に行っています。

集計結果が診療内容の一部でしかないことがお分かりいただけましたら幸いです。
腎臓内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎の薬物治療 28 12.5 20.9 0.0 89.1
110280xx02x00x 慢性腎不全に対する透析導入 15 2.1 8.8 0.0 71.0
110290xx99x00x 急性腎不全の薬物治療 15 11.9 13.2 7.7 78.8
180010x0xxx0xx 敗血症の薬物治療 14 12.1 19.0 0.0 73.9
110280xx99010x 慢性腎不全の透析治療 14 11.4 14.2 0.0 86.0
[解説]
腎臓の機能が低下し、自分の腎臓ではその働きが出来なくなると腎臓の機能を人工的に代替するために血液透析という治療法を行います。血液透析を行うためにはシャント(動脈と静脈を体内もしくは体外で直接つなぎ合わせた血管)作成をしておく必要があり、シャント作成後退院となります。そして本格的に血液透析が必要になったとき透析導入の目的で入院し透析のこと、食事のことや日常生活に関することについて指導を行っています。また肺炎や感染症で入院した患者さんも当科で管理する事があります。
呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍の治療 21 12.4 14.6 0.0 78.7
040200xx99x00x 気胸の治療 17 7.8 9.0 0.0 50.0
040100xxxxx00x 喘息の薬物治療 15 9.8 6.6 0.0 59.8
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎の薬物治療 13 23.7 20.9 0.0 85.6
040150xx99x0xx 肺・縦隔の感染症の治療 12 39.2 23.4 0.0 72.6
[解説]
当科は東濃地区最端の病院として、入院が必要な呼吸器疾患を扱っており、特発性間質性肺炎や肺癌などの患者さんを入院で加療しています。当院に呼吸器外科がないため手術が必要な症例は適宜紹介させていただいています。逆に手術後の経過観察のために他病院から転院してくる患者さんもあります。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 28 11 15 19
大腸癌 21 13 30 24 12
乳癌 19 22
肺癌
肝癌
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
UICC病期分類とは、国際対がん連合によって定められた分類です。
①原発腫瘍(がんが最初に発生した場所にある病巣)の拡がり(T)
②所属リンパ節への転移状況(N)
③遠隔転移の有無(M)
この3つの要素によって各がんをStage0~Ⅳに分類し、がん(癌)の進行度を示しています。
[定義]
・数値は延べ患者数を表しています。
・Stage0のものは対象外となっています。
・患者数が10未満の場合は「-」を表示しています。
[解説]
・大腸癌では、StageⅢやⅣの患者数が多くなっております。進行度により抗癌剤単独治療や、手術治療と抗癌剤治療を組み合わせた治療を行っています。がん検診の普及で早期の段階で発見された胃癌や大腸癌は、内視鏡で切除することもできます。
・乳癌では、病巣の拡がりやリンパ節転移また癌のタイプなどを見ながら、手術治療のみの場合や手術後に抗癌剤治療(化学療法・ホルモン療法・分子標的薬)や放射線治療を組み合わせた治療を行っています。 
・肺癌は他病院からの紹介患者が多く、抗癌剤治療や、抗癌剤治療と放射線治療を組み合わせた治療を行っています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 13 9.38 59.7
中等症 73 14.08 78.0
重症 22 19.14 85.0
超重症
不明
[解説]
成人肺炎診療ガイドラインでは軽症から中等症の場合は外来治療が基本となりますが、状態によっては入院して加療する場合があります。そのため軽症で入院される方は少なく、当院での成人市中肺炎で多いのは中等症の患者さんとなっています。中等症が多い理由としては、肺炎重症度評価の内、年齢項目で男性70歳以上、女性75歳以上に該当するため、高齢者の多い当地では必然的に多くの方が中等症以上と判定されるためです。重症になるにつれて入院期間が延びる傾向にあります。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 180 26.75 80.18 20.81
その他 17 20.65 76.18 0.51
[定義]
脳梗塞の患者数・平均在院日数・平均年齢・転院率を示しています。
発症日から「3日以内」と「その他」に分けて表示しています。
転院については、退院先が「他の病院・診療所への転院」の患者さんとしています。
[解説]
脳梗塞と診断された患者さんの多くは症状が現れてから3日目以内であり、そのほとんどが神経内科に入院しています。治療は主に薬物療法とリハビリになりますが、発症から4,5時間以内で条件がよい場合はt-PA静注療法も対応できます。脳梗塞の約20%の患者さんが他の病院や診療所に転院し継続してリハビリテーションを行っています。また、ソーシャルワーカーなど退院調整室も関わり、スムーズに転院や施設への入所、在宅療養に移行できるように働きかけを行っています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 34 1.7 2.9 0.0 70.9
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 28 2.4 6.1 0.0 61.8
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 19 4.4 10.6 0.0 74.1
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 17 0.8 4.2 0.0 37.9
7193 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術 16 1.8 23.1 6.7 74.9
[解説]
当科は地域の一般病院でありますので、良性疾患にも幅広く迅速に対応しております。良性疾患で代表的な鼠径ヘルニアは手術療法が一般的です。これは従来までの前方切開法と腹腔鏡下手術があり、当院では後者を積極的に行っています。現状では、通常は腹腔鏡下手術を先ず選択しますが、開腹手術暦があり腹腔内の癒着が予測される場合や前立腺の術後やまた心肺機能が不良で全身麻酔の施行が困難な場合は前方切開手術を選択しています。また同様に多い良性疾患としては胆石症や虫垂炎があります。胆石症に対する治療は胆嚢を切除し、虫垂炎の治療は虫垂を切除する手術になります。胆嚢摘出術や虫垂切除は基本的には腹腔鏡下手術を選択しますが、炎症が高度な場合やがんが疑われる場合は開腹手術を行っています。またがん治療は消化器及び乳腺内分泌領域で積極的に行っていますので、抗癌剤投与の機会も多くなっています。場合によっては埋没型中心静脈カテーテルが必要となる場合も多くそれを留置する手術も行っています。
今回の主要手術別患者数の集計結果からだけでは、当科の治療体制を理解するのは難しいと思いますが、実際には良性疾患から悪性疾患まで幅広く対応しています。特にがん治療に関しては、質の高い手術が必要不可欠ではありますが、術後後遺症やがんの再発や転移の追跡もあるため継続的な治療が非常に重要であると考えております。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿 126 0.5 29.3 29.0 82.6
K0821 人工関節置換術 肩、股、膝 98 1.8 28.4 0.0 73.4
K1425 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 椎弓切除 73 1.8 18.0 1.5 74.2
K0811 人工骨頭挿入術 肩、股 62 1.9 33.3 31.6 86.0
K0462 骨折観血的手術 前腕、下腿、手舟状骨 60 1.7 12.2 0.0 71.1
[解説]
当科は、骨折観血的手術(肩甲骨、上腕、大腿)の患者数が多くみられ、ほとんどが大腿骨近位部骨折に対する骨接合術です。この大半が高齢者の骨脆弱性(せいじゃくせい)に起因する骨折であり寝たきり状態の原因となるため、早期に手術を行い早期にリハビリをして低下した筋力を回復させ自宅に退院できることを目指しています。手術前の平均待機日数は0.5日と非常に短くなっています。
次に多いのが人工関節置換術(肩、股、膝)です。これは変形性関節症で、特に膝関節や股関節が数多く占めています。入院期間は約1ヵ月でリハビリも行っています。その次に多いのが脊椎の手術で、脊椎固定定術や椎弓切除術や椎弓形成術です。これらの手術は大半が腰部脊柱管狭窄症や頚椎症性脊髄症の方です。腰椎などの手術を行った場合は手術後10日間程度の入院が必要となっています。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 63 1.3 3.6 0.0 76.7
K768 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術 31 0.5 1.8 0.0 67.6
K8036ロ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術) 25 1.3 8.6 0.0 74.5
K7981 膀胱結石、異物摘出術 経尿道的手術 12 0.9 4.0 0.0 75.1
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用)
[解説]
当科では老若男女における外科的疾患、内科的疾患を含む様々な疾患に対し診断から治療(薬物療法、手術療法など)までを一貫して行っています。
尿路結石症の外科的治療では体外衝撃波結石破砕術(ESWL)があり、外来での手術が可能です。また、腎癌、副腎腫瘍や腎盂尿管癌には侵襲の少ない腹腔鏡手術を行うなどして、患者さんの負担を減らす診療を心がけています。
また、転移性腎癌に対する分子標的薬による治療や去勢抵抗性前立腺癌に対する新規ホルモン剤による治療など、新しい治療法についても積極的に行っています。
集計結果が診療内容の一部でしかないことがお分かりいただけましたら幸いです。
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 72 2.0 16.3 5.6 83.0
K654 内視鏡的消化管止血術 46 2.1 12.1 0.0 74.5
K6871 内視鏡的乳頭切開術 乳頭括約筋切開のみのもの 43 1.3 7.4 2.3 73.5
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満) 25 5.5 6.7 8.0 69.0
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル以上) 21 1.1 4.6 0.0 71.0
[解説]
当科で行う処置の多くは内視鏡を用います。腫瘍や結石で黄疸や胆管炎を来した際には胆道ステント留置術を、消化管(食道・胃・十二指腸・小腸・大腸)から出血した際は止血術を、胆管結石除去の際には胆管と十二指腸の接続部である十二指腸乳頭切開術を行います。他には外来で行うことの方が多いですが、大腸ポリープ切除も患者数が多いため入院して治療を行うことが多くなっています。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 71 0.7 4.7 1.4 76.7
K550-2 経皮的冠動脈血栓吸引術 36 0.0 23.2 0.0 69.0
K5463 経皮的冠動脈形成術 26 0.6 11.1 0.0 68.3
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術 21 0.8 12.1 0.0 68.0
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) 17 1.6 10.4 0.0 79.9
[解説]
四肢の血管拡張・血栓除去術は、主に下肢の閉塞性動脈疾患(足の血色が悪い状態や長時間の歩行がつらい等の症状が出てきます)に対して行ない、特殊なカテーテルで血管を拡げたり血栓を取り除いたりする手術です。
また、ステント(ネット状の金属コイル)留置術や血栓除去術・形成術(特殊カテーテルによる血栓の吸引や血管の拡張)は、冠動脈疾患(心筋梗塞や狭心症)に対して行われ、梗塞部位の再灌流や狭心症症状の緩和を目的としています。
産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8982 帝王切開術(選択帝王切開) 33 1.0 8.0 0.0 32.5
K8981 帝王切開術(緊急帝王切開) 31 3.0 7.7 0.0 32.2
K895 会陰(陰門)切開及び縫合術(分娩時) 30 1.8 6.0 0.0 30.6
K893 吸引娩出術 28 1.9 6.0 0.0 30.5
K9091ロ 流産手術(妊娠11週まで) 15 0.0 1.0 0.0 32.5
[解説]
当科では、産科領域の手術が多く、前回のお産で帝王切開をした人や子宮破裂等の出産に関わるリスクのある人に予定して行われる選択的帝王切開術と、胎児仮死や微弱陣痛等、分娩時の異常による緊急帝王切開術を主に行っています。手術後の経過が良好で赤ちゃんが元気な場合は10日前後の入院となっています。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 47 0.0 7.5 2.1 78.4
K0004 創傷処理 13 1.2 26.4 0.0 68.4
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所)
K1642 頭蓋内血腫除去術(開頭)(硬膜下)
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術(その他)
[解説]
当科で多くを占めていた慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術は、局所麻酔で頭蓋骨に小さな孔を開けて中に溜まった血腫を洗浄する手術です。場合によっては頭蓋骨の内側に管を留置(ドレナージ)しそこに溜まった液体を排出させる処置を行います。入院期間はおおよそ1週間前後です。外来通院では主に感染や再発の有無の確認をしています。
上記の表に件数が上がっていませんが、脳動脈瘤頸部クリッピング術を行っています。くも膜下出血の一番の原因となるものが脳を栄養する動脈にできた瘤からの出血です。瘤が破裂した場合30~40%の方が48時間以内に死亡すると言われています。手術は開頭して瘤にクリップを掛ける方法と瘤の中にコイルを留置して血栓化させる方法があります。入院期間は瘤が破裂した場合は3週間以上の方が多く、破裂していない場合は2週間以内に退院できる方が多くみられます。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合) 201 0.0 1.4 0.0 76.9
K279 硝子体切除術
K224 翼状片手術(弁の移植を要する)
K2191 眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法)
K204 涙嚢鼻腔吻合術
[解説]
当科の眼科手術はほとんどが白内障手術です。データの抽出方法で実際とは異なりここに示す件数が少なくなっています。両眼の方や片眼の方、また入院した病棟(地域包括ケア病棟)の関係で患者数が200人ほどになっていますが、実際に手術を行った件数では500件ほどになります。また、件数は少ないですが涙嚢鼻腔吻合術は涙道閉塞の患者さんに対する手術で、当院では平成30年度から導入されました。今後増加が予想される手術になります。
耳鼻いんこう科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K3772 口蓋扁桃摘出術 23 1.0 5.0 0.0 17.5
K370 アデノイド切除術 14 1.0 5.0 0.0 4.9
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 10 1.0 2.2 0.0 60.7
K347 鼻中隔矯正術
K340-6 内視鏡下鼻・副鼻腔手術4型(汎副鼻腔手術)
[解説]
当科では、口蓋扁桃やアデノイドを取り除く手術が多くを占めています。睡眠時無呼吸症候群に対して行う手術でほとんどが小児の患者さんなので平均年齢が低くなっています。内視鏡による副鼻腔の手術は前年度より増加していました。これはポリープや腫れた粘膜によって閉鎖してしまった副鼻腔の壁を一部取り払って広い空間にして空気や鼻汁の流れを改善する手術です。入院期間はおおむね一週間ほどとなります。
腎臓内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K610-3 内シャント設置術 30 1.7 10.6 3.3 70.8
K616-4 経皮的シャント拡張術・血栓除去術
K608-3 内シャント血栓除去術
K6147 血管移植術、バイパス移植術(その他の動脈)
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術
[解説]
当科では、慢性腎不全の患者さんに対して人工透析に必要な内シャント設置術を行っています。前腕部の動脈血管と静脈血管をつないでシャントを作成する手術です。血管が細い患者さんの場合は人工血管を使用することもあります。また、血液透析導入後のシャント狭窄、閉塞、感染などのトラブルに対して血管内治療を行っています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一
異なる
180010 敗血症 同一 17 0.31
異なる 11 0.20
180035 その他の真菌感染症 同一
異なる
180040 手術・処置等の合併症 同一 48 0.87
異なる
[定義]
感染症や合併症について、発生率は各項目の症例数を分子・全退院患者数を分母、として算出しています。医療資源を最も投入した傷病名と入院のきっかけとなった傷病名が同一か異なるかで集計しています。
患者数が10未満の場合は「-」を表示しています。
[解説]
手術・処置等の合併症の症例数が48件、発生率が0.87%、敗血症の症例数が同一が17件・異なるが11件、発生率では同一が0.31%・異なるが0.20%です。当院では、合併症を起こさないよう最大限の注意を払いながら治療を行っていますが、各種手術や処置において止むを得ず合併症が生じることがあります。患者さんには手術前の説明を十分に行い、可能性のある合併症について理解を求めております。
更新履歴
2019年9月28日
2019年10月31日
誤植を訂正いたしました。