特色

ICT（感染対策チーム）や各部署の看護部感染対策係とともに、以下の項目について取り組んでいます。

院内ラウンド：現場で感染予防対策が行われているか、感染対策上の問題はないか定期的に巡視を行い、現場の改善・アドバイスを行っています。

サーベイランス：院内の感染症の発生率が他施設と比べ、または以前と比べ多いのか少ないのかを継続的にみるためにデータの収集、管理、分析、報告を行っています。

感染対策の相談システム：職員からの感染対策上の問題や疑問についての問い合わせを専従看護師がリアルタイムに対応し、指導アドバイスを行うことでスピーディな感染対策につなげます。

抗菌薬の適正使用について：検査データや抗菌薬の使用状況を確認し、抗菌薬が適正に使用されているかどうかカンファレンスを行い、院内感染の発生防止に努めています。　

職員教育：全職員を対象に院内感染対策研修会を年2回、新人教育や卒後教育をはじめ、中途採用者、看護助手研修など標準予防策を中心とした研修を行い感染対策の意識の向上に努めています。またＩＣＴニュースや部署毎に講習会や情報発信も行っています。　

職業感染：業務上起きた針刺し切創血液曝露時、ウイルス疾患発症時などの対応や、職員のワクチン接種などの施行を行っています。

スタッフ・人員

医師1名、感染管理認定看護師1名　臨床検査技師1名　薬剤師１名

実績

感染防止対策加算１及び、感染防止対策地域連携加算を算定

メッセージ

院内感染防止対策は患者様や職員の安全を守る地道な活動です。
感染予防対策室が設置され、現場の人々にも認知され、問題や困ったことが起きると連絡が入り、現場とともに対策が取り組めるようになって来ました。
対応策が充分に理解されるとともに、部署内で自発的に対策を行えるようになってきました。 また、抗菌薬ラウンドでは、主治医とのディスカッションも出来るようになって来ました。
これもＩＣＴや感染対策係の協力、また現場で対応してくださる皆様の方々のおかげだと感謝しています。
これからも患者さんのため、職員のため、病院のため、そして地域のためにも、協力し合い、根拠に基づいた感染防止活動を行っていきたいと考えております。